2021.5.2-3 鹿児島混成①
5.2-3、鹿児島県で行われた日本グランプリシリーズ鹿児島混成に出場してきました。

自身初、七種での全国大会です。
インターハイも県予選止まりで出場できず、
インカレは大学で競技をしなかったため出場資格すらありませんでした。
一度引退を経験したことで、
自分は本当に陸上が好きなんだと気づくことが出来ました。
2013年11月、七種競技復帰戦は4186点です。
それから8年、
やっと全国大会までたどり着けました。
とても嬉しかったです。
かなり緊張していましたが、
1種目1種目、喜びを噛みしめながら競技出来ました。
種目ごとに振り返ってみたいと思います。
100H 14″68 +1.2 884点
1日目最初の種目である100H。
ここでいいスタートを切れると波に乗れます。
招集場ではど緊張で
自分のレーンを間違えてました。
コール漏れしないように
誰よりも早く招集場に到着!
招集場にはイスがあり、
組、レーンごとに座ります。
5レーンなのに
3レーンに座って待っている失態。
ご迷惑お掛けしました。
ココで少し緊張がほぐれたかな。
招集場からスタートに移動します。
スタブロ合わせの時には緊張より嬉しさの方が勝っていました。
日本トップクラスの方々と同じスタートラインに立てた嬉しさ、
いままでの努力が報われた嬉しさ、
競い合えることにウキウキしていました!
私は普段スタートはゆっくりで
後半追い上げる型です。
陸上はじめた中学1年生から
スタートで前に出れた事はほぼ無いほどスタブロが苦手です。
今回はスタートが神ってました🌟
5台目まで先行してたと思います。
心の中で、
「いけいけー!!!」
「このまま逃げ切れ!」
と叫んでました!
しかし両サイドから追いつかれた時点で力みが・・・。
低く鋭くハードリングをして接戦を抜け出せれば良かったのですが、
リード足が下りた瞬間、身体が反ってしまい加速に繋げられなかったのが反省点です。
3着だったけれど
バチバチで楽しいレースでした🌟
タッチダウンで9、10台目のタイムが落ちていたので、あと0.2″縮められます。
14″83→14″68に自己ベスト更新し、
いいスタートが切れました!
高 1m47 588点
7種目の中で1番苦手な種目。
自己ベストは1m50。
最低でも1m45はいつも跳んでおきたいと思ってます。
3月の試合では1m40だったので
今回なんとしても高で得点を落とすわけにはいけませんでした😨
1m35からスタートし、
1m38、1m41を1発クリア。
暴風と曇空でかなり寒く、
鳥肌がたっていました😨
1m44、1m47は3回目でクリア!
両方の高さとも跳ぶ前は、
「大丈夫、跳べる」と心の中で唱えて走り出しました。
心を落ち着かせる、
静かに燃えるイメージです。
今回の試合は3cm刻みだったので、
3cmで約30点変わります。
最低ラインだった1m45を超える事が出来てかなりホッとしました!
砲 9m63 505点
砲丸は好きな種目です!
走・跳に比べて緊張しないからです😆
今回は投げ急いでいて
3投で修正できなかったのが反省点です。
ハードル、高といい調子できたので、
砲丸も記録を出す意識が強すぎて
大事な投げ出しのポイントをイメージしてませんでした。
どんな状況でも冷静に自身と向き合う大切さを痛感しました。
200m 25″59 +2.1 833点
自己ベストが2014年に出した25″79で
25秒台を出したいと思ってました。
コーナーが強い向風で、
ホームストレートが絶好の追風。
コーナーをどう走るか考えました。
強い向風の中、
最初から突っ込んだら後半失速する可能性がある。
余力を残してコーナーから全力で走るか。
前半から突っ込んで、
後半耐えるか。
いろんなパターンをイメージしました。
私の場合、
全種目自己ベストに近い記録を出さないと日本選手権は厳しい。
200mもタイムを狙わなければいけない。
考え抜いたレースパターンは、
80m +(20m加速100m)のイメージ。
はじめの80mで外側全員に追いつく。
(私は3レーンで1番内側でした。
4、5、6、7レーンに選手がいました。)
80mは100%の力で。
20mで再加速の準備。
コーナーを抜けたらもう1度
よーい、ドン!のイメージで120%の力を出し切るようにしました。
直線は身体がバラバラになりそうなくらいキツかったです。
追いつかれて抜かれないかハラハラしながら
早くゴールに辿り着いてくれ!って思ってました。
25″59 +2.1
追風参考ですが、
前半の強い向かい風を考慮したら上出来です。
ただただ全力で最初から最後まで走っていたら失速していたと思います。
戦略が成功した走りでした。
1日目合計 2810点
4765点を出したときの1日目合計は2694点でした。
この時点で自己ベスト+116点。
日本選手権参加標準記録5100点まで2290点。
日本選手権申込資格記録4900点まで2090点。
4765点を出したときの2日目合計は2071点。
明日も100%以上のパフォーマンスをしなければ日本選手権にいけません。
ドキドキな2日目の結果は次のブログで!