グループレッスン始動!
2022年シーズンに向けて目標共有
[2021/11/14(日) 海老名陸上競技場]
私の練習パートナーであり、サポートしている2人の選手と共に練習しました!

シーズンオフに入って初の集合✨
練習前にまず2022年シーズンに向けて目標の共有をしました。
シーズン中に1番叶えたい・ワクワクする目標を決めてもらいます!
「どの大会でどのくらいの記録・順位を狙いたいか」
「標準記録を突破して出場を決めること」
「決勝に進むこと」
「○位以内に入って上の大会に進むこと」
私を含め3人とも神奈川県選手権の標準記録を突破していますが、
ひとりひとり叶えたい目標によって同じ試合でも戦い方は変わっ
てきます。
なので本人の意思を確認し、
選手と指導者が目標を共有することが冬季練習前に大事なことだと思っています。
本日の練習メニュー
(60m×5)×2セット R(リカバリー)-30″ S(セット間)-10′
✔60mを全力で走る→その場で30″休む→また60m全力で走る 5本2セット
(芝生で実施)
何回やってもキツイです。
ポイントは1本ごと全力で走ること!
リカバリーが30″なので心拍数は上がったまま、脚はガクガク、腕は振れない状態
になります。
1本目から全力で走ることで私は1セット目の2本目から上記の状態になれます。
400mHの9台目~10台目あたりの動かなさです。
動かなくなってきたときが強くなれるチャンスだと思っています。

「どう走る意識を変えれば速くゴールに辿り着けるか」
速く手足を動かしても前に進んでなければ意味がありません。
腕ふりの意識を変えてみたり、
身体が前のめりになったり反ったりする場合は姿勢を正してみたりと、
苦しくなった時にどうしたら走りやすくなるかを考えてもらっています。
普段の練習から意識して自分なりの対処法を見つけてもらう。
そうすれば実際のレースで苦しい局面にきたときでも対応できると考えています。
選手には、
「苦しくなったり脚が動かなくなったときに粘れる選手は強いよね!」
「今日の練習は400mHだと○○、800mだと○○の局面で活かせるよ!」
練習と試合を結びつけるような声掛けをしています。
試合で結果を出す為の練習です。
「あーなるほど!」って顔をしてくれると伝わったんだなとホッとします。
目標から逆算する
練習前に目標の共有をしました。
選手が叶えたい目標を知れたことで
次は「じゃあ目標を叶える為にはどんな練習が必要かな」と話をしました。
「ここを改善すればタイムが上がりそう」等の課題点は選手の中で認識しているこ
とが多いのではないかと思います。
✔選手自身が洗い出した課題点を踏まえて練習メニューの提案をする
✔冬季練習が順調に進んでいるかチェックするためにタイムトライアルの日にちを決める
練習をするかしないかは選手次第です。
無理強いはしません。
自ら取り組んだことが成功すると自分に自信が持てるようになります。
目標に近づいていると感じればモチベーションは上がります。
✔選手と一緒に目標達成に向けて道筋をたてること
✔情報を共有して選択肢を提供すること
✔相談しやすい環境を作ること
サポートしている選手から学ぶことも沢山あります。
サポートしている選手の頑張りが私の力にもなります。
2022年シーズンが私にとってもサポート選手にとっても良いシーズンになるように、
冬季練習を乗り越えられたらいいなと思います!